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あとがき

あとがきです。

「はじめてのAndroidアプリ開発レッスン」は、現在、鋭意改訂作業中の書籍のPRを兼ねて、Webで初心者向けコンテンツを提供していこうという全3回の限定企画です。

最初は書籍よりもう少し前、Java言語によるプログラミングもよくわからないという人向けに記事を書こうと思い始めたのですが、歩いているうちに、どこかで道を誤ったようです。

だが、後悔はしていない。

長いライセンスを読み切ってリンクに気づき、ここまで見ている人はきっといないと思うのですが、各レッスンについて個人的な感想を書き連ねる場所と思って下さい。


【レッスン1】電卓を作ろう!

レッスン1のテーマはご存じ電卓です。どんなスマートフォンにもPCにも標準で入っているものですが、自分で作ったことがある人はどれくらいいるんでしょうか。

ちなみに僕は、この記事を書くまで電卓アプリを作ったことがなく、いざ作ろうとすると、どうやって作れば良いのかわからずに唖然としました。

「1 + 1 =」で答えが表示されるパターンと「1 + 1 × 5」と中間の答えが表示されながら計算が続くパターンをどうやってプログラムするのか。 ネットで調べても意外と複雑なコードが示されていることが多く、もっとシンプルに書けないかと試行錯誤をした結果、今回の内容になりました。

いかがでしたでしょうか。感想をお待ちしています。


サイトを作った経緯

きっかけは2014年11月に技術評論社より出版した「Android Studioではじめる簡単Androidアプリ開発」という書籍です。

執筆当時、Android Studioはまだベータ版という位置づけで急ピッチで開発が進められていました。

執筆中にもめまぐるしくバージョンが変わり、その度に動作を確認してスクリーンショットを取り直す作業の繰り返しでした。 執筆を終えたときにはバージョン0.8.6が最新でしたが、入稿を終えた直後に0.8.14が公開され、さらに発売日当日には1.0 RC(Release Candidate)の配布が開始。 セットアップの方法が大幅に変わってしまいました。

このままでは、せっかく書籍を買ってもらってもセットアップすら終えることはできません。 そうなれば初心者本としては致命的です。

そのため、僕はAndroid Studioのセットアップ部分を独立した資料としてPDFで配布することにしました。

資料のライセンスをCreative Commons 2.1 継承・非営利・改変不可(現在は「Creative Commons 4.0 継承・改変不可」に変更)とした結果、予想以上に多く方からの支持をいただきました。

ありがたいことに書籍の売れ行きも順調で、2015年の12月には最新のAndroid Studioに対応した改訂版の発売が決定しています。

当たり前になったAndroid Studio

さて、改訂が決まり順風満帆かと言えばそうでもありません。

僕の書籍が発売された2014年の11月は、まだAndroid Studioを使ってアプリを開発する初心者向けの書籍は多くありませんでした。 書店に行けば0.5系などをターゲットにした書籍が2冊あるかといった程度で、僕の本はその中で「比較的新しい本」として購入されていました。

しかし2015年も後半になると、Android Studio 1.3に対応した初心者向けの書籍だけでも片手の指では足りない数が書棚に並んでいます。 もはやAndroid Studioに対応していることは当たり前なのです。

きちんとした本を書くだけでなく、著者としてもきちんとプロモーションをしなければ埋没してしまう。

そんな危機感を僕は持ち始めました。

読者からの感想

さて、Amazonカスタマーレビューなどを通して読者の方から寄せられた感想を読んでから、ずっと心に引っかかっていたものがあります。 それは「プログラムの解説が少ない。Java言語がわかる人向けに書かれていて本当の意味での初心者向けではない」というものです。

僕はこの書籍を、初心者向けとして執筆しました。 そのためJava言語の文法や記法などについての説明は極力省き、プロジェクトの作成からファイルの編集まで 「ここを、こう変える」というステップ形式で詳細に記述することで、アプリを開発する過程を体験してもらうのを目的としました。

ここで「動くアプリ」を作って、改造して、そして改めてプログラミングを学ぶ。 そんな道筋もあってもよいと僕は考えています。

しかし、いろいろな意見を目にして、読者の中にはJava言語の文法も知りたい。プログラムの意味を詳しく知ることを望んでいる人も多いのだと気づかされました。

ご存じの通り、世の中にJava言語だけを解説した本があります。 Java言語の文法や設計を詳細に解説して、さらにAndroidアプリの開発方法について解説すると、かなりの分量になります。

ページが限定された書籍でそれらを両立することは非常に難しいのが実際です。

もちろん「Android Studioではじめる簡単Androidアプリ開発」については一定の評価を戴いているので、改訂にあたりコンセプトをぶらすことはしません。

とは言え、書籍の話は抜きにしても、読者からの要望には応える努力はすべきかもしれない。 そんな風に考え企画したのが、このサイトです。

最終更新日: 2015/10/31