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【レッスン1】おわりに

「ハルキ。どうかした? さっきから元気がないけど」
「あ、あのね。杏ちゃん。 言いにくいんだけど、実は私……さっきの中盤の辺りからついていけてないの。 他にも変数とかスコープとかメソッドとかクラスとか、ちゃんとわかったかって言われると……」
「ああ、そんなこと。 初めてプログラム書くんでしょ。ぜんぶ理解しながらなんてムリだよ」
「けど、せっかく教えてもらった電卓だって、私一人では作れそうもないよ……」
「電卓だってただのサンプルだよ。学校のテストじゃないんだから気にしない気にしない」
「それはそうだけど……せっかく勉強したのにわからないことあるって、なんか気持ち悪い……」
「くどいようだけど、Androidアプリの開発にはJava言語をしっかりと勉強しなきゃならない。 それは、そんな一朝一夕でできることじゃないんだよ。 もちろん、いつかハルキは泣きながらJava言語を勉強することになるだろうけど、それはもうちょっと先の話」
「じゃあ……今はわからないことだらけでいいの?」
「わからないことがある。ってことをわかっておけばいいと思うよ。 例えばなんだけど、画面に部品を追加してfindViewByIdで取得するところは、ちゃんと自分で書いてたよね」
「そうだね。あれくらいなら一人でもできる……かな」
「そんな感じで少しずつできることが増えていくから。 今の段階で向いてないとか、理解できない自分がダメだって思わないでね」
「うん! ちょっと元気出てきた!」
「そうそう。その調子! プログラムの具体的な解説は次のページに用意したから、興味あるなら眺めてみてね」
「それにしても、やってみるとプログラムって難しいよね! プログラマーの人って、キーボード叩いてるだけでお金がもらえて羨ましいって思ってたんだけど」
「ハルキ……それ、プログラマーの前でゼッタイに言っちゃダメだよ……」
「え、どうして?」
最終更新日: 2015/09/03