arrow_back

バージョンとAPI Level

“API Level”は、Androidの各バージョンで使用できるAPI(Application Program Interface)を区分した数値です。 基本的に数値の小さなAPI Levelで使える機能・命令は、数値の大きなAPI Levelでも利用できます。

Androidアプリケーションには、それぞれ対応する最低限のAPI LevelをminSdkVersionとして指定します。 アプリケーションはminSdkVersionに指定したAPI Levelか、それより上の値の端末にインストールできます。

例えば、minSdkVersionをAndroid 4.0.3のAPI Levelである15とした場合、そのアプリはAndroid 4.0.3以降の端末にインストールできますが、 Android 4.0.2以前の端末にはインストールできません。


「minSdkVersion? そんなの決めたかな?」
「プロジェクトを作成するときに項目があったでしょ。Minimum SDKって。あれがそうだよ」
「ああー。そういえば、そんなのもあったね……」
「ここで違うAPI Levelを指定したら、それをminSdkVersionに指定することになるよ」
「AndroidのバージョンがAPI Levelってことでいいのかな?」
「バージョンが違ってもAPI Levelは同じということがあるから、必ずしもそうとは言えないよ。 Android端末を使ってる人は、一度、自分が使ってる端末のバージョンとAPI Levelを調べてみると良いかも」

AndroidのAPI Levelは、次の通り定められています。

Platform Version API Level VERSION_CODE
Android 6.0 23 M
Android 5.1 22 LOLLIPOP_MR1
Android 5.0 21 LOLLIPOP
Android 4.4W 20 KITKAT_WATCH
Android 4.4 19 KITKAT
Android 4.3 18 JELLY_BEAN_MR2
Android 4.2, 4.2.2 17 JELLY_BEAN_MR1
Android 4.1, 4.1.1 16 JELLY_BEAN
Android 4.0.3, 4.0.4 15 ICE_CREA_SANDWICH_MR1
Android 4.0, 4.0.1, 4.0.2 14 ICE_CREA_SANDWICH
Android 3.2 13 HONEYCOMB_MR2
Android 3.1.x 12 HONEYCOMB_MR1
Android 3.0.x 11 HONEYCOMB
Android 2.3.3, 2.3.4 10 GINGERBREAD_MR1
Android 2.3, 2.3.1, 2.3.2 9 GINGERBREAD
Android 2.2.x 8 FROYO
Android 2.1.x 7 ECLAIR_MR1
Android 2.0.1 6 ECLAIR_0_1
Android 2.0 5 ECLAIR
Android 1.6 4 DONUT
Android 1.5 3 CUPCAKE
Android 1.1 2 BASE_1_1
Android 1.0 1 BASE

「多いよっ! Androidのバージョンってこんなにあるの?」
「バージョン4系より前はかなり古いバージョンだからね。 API Level 14もほとんど気にしなくて良いかも……」
「じゃあ、はじめてAndroidアプリを作ろうと思ったら、どのAPI Levelを指定すればいいのかな?」
「アプリ開発初心者はAPI Level 15を目安に作るといいと思うよ! ただ、もしこれが使いたいって機能があるなら、それができるAPI Levelより上でないとダメだけどね」

各API Levelの世界的なシェアは、下記のサイトで公開されています。


「もうほとんどが4.1以上。ただ、ほんの少しだけバージョン2も残ってるんだね。 あれ? Androidのバージョン3は2よりも少ないの? 新しいのに?」
「Android 3はタブレット専用の、いわゆる『鬼門』だからね……」
「?」

最終更新日: 2015/09/08