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【コラム】Androidってなに?

Androidは、2007年の11月に発表された携帯端末向けのプラットフォームです。 OHA(Open Handset Alliance)が開発を推進しています。


「あれ、AndroidってGoogleが作ってるんじゃないの?」
「一応、Googleは、OHAを通じてAndroidの開発に参加している一社という位置づけでやってるみたいだけど、 力関係や貢献度的には"AndroidはGoogleが開発している"と言ってもいいかもしれないね」
「AndroidのスマートフォンもGoogleが作ってるのかな?」
「Android端末を実際に作っているのは携帯電話メーカーだね。 一部の機種はGoogleが主導で作っているけど、Googleが携帯電話を生産しているわけじゃないよ」

自由度の高いアプリ開発

Androidの特徴の一つが「誰でもアプリを自由に開発できる」というものです。

今のスマートフォンでは当たり前のことですが、当時の日本の携帯電話向けのアプリ開発は、 携帯通信事業者や携帯端末メーカーから特別な許可を受けた一部の開発者のみに解放されていて、 アプリ開発の自由は制限されていました。

誰でも好きなようにアプリが開発できる。開発したアプリを提供できるというのは、 開発者にとって非常に喜ばしいことでした。


「"All applications are created equal"って言ってね。 "全てのアプリは平等"って言葉が、当時はあったんだって」
「当時?」
「さすがに全てを平等にとはいかなかったみたい。セキュリティとかもあるし……」
「だから今でも端末メーカーや携帯通信事業者しか扱えない機能はあるけど、それでもかなりのことができるよ。 ホームアプリを自由に入れ替えられるモバイルは、今でもあんまりないかもね」

オープンソース

Androidを構成するソースコードが、全て公開されていることも特徴の一つです。 ソースコードは誰でも自由に手に入れて、内容を見たり改造したりできます。

また、もし不具合があったら修正するなど、誰でもAndroidの開発に参加することもできます。


「オープンソース……濃口? いや、おたふく……」
「たぶんだけど、ハルキが考えてるのとはちがうっ。 ソースコードはソフトウェアの設計図とよく言われるもので、 Androidを作る上で必要なプログラムを全部まとめて公開してると思ってもらえばいいよ」
「なんでソースコードを公開してるの?」
「ソースコードを公開すれば、Androidに関わる他の会社も開発しやすくなるでしょ。 みんなが力を合わせて開発すれば、Androidはもっともっといいものになるから」

アプリ開発環境

AndroidはJava言語でアプリを開発します。

また、統合開発環境(IDE)として提供されているAndroid Studioは、 Windows/Linux/Mac OS Xの環境でアプリを開発できます。


「一般的なOSでの開発はサポートしてるってこと。iOSアプリがMacでしか開発できないことを考えると、 Androidの方が自由度が高いかもね」
「けど杏ちゃん。私の持ってるこの本にはAndroid Studioって書いてないよ。 エクリプスって言うのをダウンロードするって書いてあるんだけど……?」
「Eclipse……ADT(Android Developer Tools)っていうのは以前に提供されてたIDEで、Android発表以来ずっとADTが標準だったんだよ」
「ADTは、Android Studioのお姉さんなんだね。Android Studioとはなにが違うの?」
「ADTはEclipseをベースに作られているけど、Android Studioは IntelliJ IDEAという別のIDEがベースに作られてるよ。 あとADTは、2015年末でサポート終了が予定されてるから、これから始める人はAndroid Studioを使うようにしようね!」
最終更新日: 2015/09/01